不動産トラブル対策

不動産投資の7つの闇と対策

効能:不動産投資のリスク実態を適切に理解することで対策を打てる

要約まとめ

・滞納トラブル
管理会社は複数管理をしているので、すぐに対応してくれないことが多い。一ヶ月回収が遅れるだけで次月の賃料が発生するため悪循環に陥る。
対策:
1、定期借家契約にする。普通借家契約だと立退訴訟して判決後執行しても約6ヶ月から1年分の損失が出る。
2、滞納保証会社に加入してもらう

・長期間の空室
対策:
1、価格と価値の調整貸し出したい部屋が家賃に見合っているかどうかをチェック
2、複数の不動産に依頼して客付けしてもらう
3、ホームステージングを利用して理想の生活を演出する

・入居者の死
病死ですぐ発見されたなら問題ないが、時間が経って近隣住民から異臭がするなどクレームで発見された場合、心理的瑕疵あり物件として告知しないといけない。法的な決まりはないが一般的に入居者2、3人程度入れ替わるか5、6年まで告知する。
対策:
1、何百万円もする場合が多いので特殊清掃や原状回復する期間まで家賃保証する保険に大家さんが加入する。
2、住民同士の交流機会を作ったり、地域の民生員や高齢者の場合は見回りサービスをつけてお互い安心して住める

・ゴミ出しトラブル
対策:
1、防犯カメラなどの抑止力を使う
2、多言語対応したゴミ出し標識を作る
3、新たなゴミが集まる前に大家負担で片付ける

・買った途端に予想外の費用
給湯器、エアコン、洗濯機が壊れる。購入後すぐ退去され部屋をみたらカビだらけリフォームに100万かかる。雨漏りが見つかって50万かかった。など、築20年以上経過した物件を購入する場合には想定しておく。
対策:
1、購入金額の指値に修繕費用を織り込むことが必要

・少額訴訟で訴えられる
敷金の返還トラブル。敷金とは家賃の不払担保として受け入れるもので退去時の原状回復費用で使ってはいけないので、そもそも退去時に全額返さないといけないもの
対策:
1、国交相のガイドラインを参考に契約の際の重要事項説明で敷金の取り扱いについてしっかり説明しておく。

・契約名義とは別の人が住んでいる
犯罪組織のアジトに利用されたり、事件の現場になってしまうリスクがある。
対策:
1、定期借家契約で期限がきたらすぐに退去してもらうことが必要

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lofi-kid
伝統的な投資方法である不動産投資のリスクはもうほぼで尽くしている。つまりリスクを理解し想定して対処すれば解決できる。

出典:「不動産投資の7つの闇と対策」「フェルミ漫画大学」

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